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ミオ・アモーレ
¥1,100DISC 1-
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ミオ・アモーレ
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Moldau
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ミオ・アモーレ(Inst.)
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Moldau(Inst.)
オペラを生んだ国イタリアの二つの名旋律を、愛をテーマに融合させ一つの曲に仕上げた作品である。前半に選んだ曲は、イタリアでは誰でも知っているナポリ民謡『カタリ・カタリ(Core 'ngrato)』。つれない女心を歌う男声の歌であり、名だたる歌手たちによっても歌い継がれてきたカルディッロの名曲。後半の曲は、オペラ『トゥーランドット』のアリア(詠唱)で、カラフ役が歌うテノールの曲「誰も寝てはならぬ」。二曲とも本来男性が歌う曲であるが、原作からインスピレーションを受けた平原綾香が女性の気持ちに焦点を当て自ら詩を書いた。単にクラシックをカヴァーするのではない、まったく新しいアプローチである。
時代や国境を越えて、永遠のテーマであり続ける「愛」。特に『トゥーランドット』劇中、カラフの愛によって真の心を取り戻すトゥーランドット姫の姿に、そしてプッチーニがこのアリアに与えた美しくエネルギッシュな旋律に、平原綾香は何を感じ、何を見たのか。25歳になった彼女が、1人の女性として真実を書き、歌いあげた「愛の歌」。原曲の魅力を大切にしつつ、このようにして生まれた新しい作品がクラシックファンにも新鮮な感動をもたらすだろう。 -
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